むしろ鶏口となるも牛後となるなかれ
こんにちは、井上です。
このタイトルの記事は世の中にたくさんありそうですね。
先日、転職に関する記事を書きましたが、実はその後、方針転換しました。
転職をするという自分の決断を伝えると、迷いが感じられると何人からか言われました。
特に自分をよく知っている人からの言葉で、今一度転職理由を詰めるべきであると考えました。それは、何かしらの思いが表情や言葉から出ていたんだと思います。
転職したい理由
転職先でどの程度解消できるのか
人生の仕事の立ち位置
上記を踏まえて仕事に求める事は何か
転職先ではそれらはどうか
書き出し、点数をつけ、比較しました。
その結果、希望部署へ異動すること、かつ残業を確実に減らしてくれることで、現職の方が自分の人生における仕事として価値が高い事が分かりました。ストレスを感じる部分には関わらなければいい、見ないことにして変えられる立場になったら変えればいい。部内の残業を減らすため、すぐに帰る側になって、他の人や今後の人が帰りやすい空気を作りたいです。
見える化、数値化はこんな時にも役に立ちます。
しかし、すでに先方には入社の意思を伝えており、その上で辞退の連絡をするので、どうなってしまうのかわかりません。ひと月先なので大丈夫だとは思いますが…
ただ、この思いのまま入社しても、入社後に迷惑をかける結果になる事が予想されるので、辞退すべきだと判断しました。
自分の長所は行動が早い方ですが、決断が短絡的でした。もっと深く考えるべきだったと反省しています。
そもそも転職活動を決断したのは、ストレスがピークだったので異動を打診してもすぐには取り合ってもらえなかった事がキッカケでした。
その後、異動できなければ退職するつもりで、そのための準備も進めていると伝え、ようやく異動の話が出ました。
ここまで言わないと動かないのかと、非常に落胆しました。このような体質である限り、ずっとは在たくないと感じました。
しかし、自分の言葉からは深刻度が伝わりにくいのかな、とも思います。
これからは、自分の気持ちが正確に相手に伝わっているかを理解しながらコミュニケーションできるようにしたいですね。
まだ色々が調整中ですが、スムーズに着地できるといいな。
これを機に、声を上げやすくてその声がすぐに通る会社になればいいな。
牛後から牛口になろうと思いましたが、いろんな方向を向ける鶏口になろうと決めたお話でした。